謝るなら、いつでもおいで: 佐世保小六女児同級生殺害事件 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2018年5月29日発売)
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本棚登録 : 455
感想 : 34
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本屋でふと目に入り、その日のうちに一気読み。
しんどい。
最後まで「なぜ一線を越えたのか」が分からないまま。
加害者少女の痛々しさに昔の自分を重ねてしまう所もありなんだかゾッとした。私も小6のときにホラー小説やスプラッタ小説に手を伸ばして拗らせていたなぁなんて、、。ウィキペディアに『呪怨』にも興味を持ってたとあり更に共通点を感じた。

こんなトラブル誰にでもある。
でも自分だって何か精神が揺らいだときにこういう行動を取ってたかもしれない。そういう世界線がふと想像できてしまって恐ろしい。
うまく説明できないけど一線をぴょんと飛び越えてしまうときがある。
自分が絶対そうならなかったとは言い切れない。
他人事じゃないと思った。

お父さんとお兄ちゃん、加害者のお父さん、
皆さんギリギリのところで食いしばって耐えていてすごい。
彼女はいま何を考えてるんだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年3月2日
読了日 : 2022年3月2日
本棚登録日 : 2022年3月2日

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