ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (講談社文庫)

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本棚登録 : 5771
レビュー : 629
著者 :
aquaさん 小説   読み終わった 

他人と比べる必要のないことを争って、言葉の端々に棘があって、女に生まれた以上絶対にまとわりつく問題が目の前に立ちはだかっていて、苦い思いが胸に広がった。
「チエの中に、自分を反射して見ないで」みずほのこの言葉にハッとした。完全に私も、女性の姿をそこに見ていたから。まだ過渡期にある、女の生きる難しさと苦悩を。
母と娘の関係性は密だからこそ時には憎しみも生まれる。みんな1人の人間であって母の持ち物・分身ではない。でも綺麗事だけでは語れないというのも分かる。それがよく表されていた。

レビュー投稿日
2019年5月20日
読了日
2019年5月20日
本棚登録日
2019年2月22日
4
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