空の境界 上 (講談社ノベルス)

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本棚登録 : 3012
レビュー : 326
著者 :
灯 六鹿さん 所有(ノベルス)   読み終わった 

いつ読んでも褪せない。
出会ったのは発売当初。
教えてくれた旧友に感謝です、
その後自分でこの作品を手に取ったかと思うとわからない。

文体は好みが分かれるのだろうなと思う。
内容も。
ジャンルが何かと改めて考えてみると、
SF?ファンタジー?哲学?
などひとところにに収まらなさすぎて、なんとも形容しがたい。
あまりライトノベルを読むことなない自分がこの作品は例外的に読めるのが不思議。
そして今も。

当時は「矛盾螺旋」の大掛かりさ、トリック的なものに圧倒され印象が強すぎたのですが、
改めて読んでみると「痛覚残留」がもう苦しすぎて
なんでこの章の印象が薄かったのだろうと思うほど。
おそらくは、当時まだ耐性のなかった自分には描写が耐えられなかったのでしょう。
今は、藤野の痛みが辛い。

映画を見て読み返してみるとなるほど、頭で映像を構築しやすいです。
「俯瞰風景」の戦闘シーンはアニメの方が躍動感があり、
見ていて楽しかった気がします。
小説は割とあっさりとしている。
無駄なものを削ぎ落とした、といった風でもある。

再読はいつ以来なのだろう。
正直自分の価値観や見方に影響した作品というのは
なかなか出会えるものではないと思うが、
間違いなくこれはその一つに入る作品です。
自分にとって。

レビュー投稿日
2018年10月31日
読了日
2018年10月31日
本棚登録日
2009年1月25日
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