マリー・アントワネット〈上〉 (岩波文庫)

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本棚登録 : 150
レビュー : 10
制作 : Stefan Zweig  高橋 禎二  秋山 英夫 
tamakoroさん 外国文学(その他)   読み終わった 

フランス革命ものを読みたいと思っていたが、中庸な、平凡な人物が歴史の中心人物になると…興味深いテーマだ。マリー・アントワネットは環境が異なれば天真爛漫で愛すべき女性だったかもしれないが、舞台はヴェルサイユ宮殿。まだ幼い少女にはとても窮屈な場所だった。なぜ、時計の指針が文字盤の上を二度も廻るのでしょう?「私は退屈するのがこわいのです」王妃は乱痴気騒ぎを起こし贅に贅を重ねていく日々を過ごしていく。著者の語り口が愉しくこの変はとても面白い。ただ国民は次第に目の色を変え、『頸飾り事件』をきっかけに、巨額の負債も明らかになり怒りは頂点に。これこそ"日頃の行いの悪さ"というものだろう。そしてついに革命が…。ウィーンから娘を見守る母マリア・テレサは眠れない日々が続いたことだろう。

レビュー投稿日
2012年4月22日
読了日
2012年2月3日
本棚登録日
2012年4月22日
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