石田衣良っぽくないような気もしたが、まぁ好き。上手くいきすぎてるとこがいい。トレーダー意欲高まる。
p28 パブロ・カザルス
p30 相場観は新聞と指数帳
p34 現代アメリカの経済モデルはマサチューセッツ・アヴェニュー・モデル;財政・金融・通貨のポリシーミックスで景気の刺激と抑制をコントロールする
p40 儲かりそうなあれもこれもではなく、自分が切実に感じられる一本の銘柄に絞る。そしてただ1本を研ぎ澄ます。
p43 揺れ動く値に即応するマーケット感覚が出来たら、次に必要なのはその感覚を基にした投資技術。酒田罫線法、中源線
p49 今の経済状況を理解するにはバブルの膨張と崩壊についての省察が欠かせない。1985年NYでの5カ国蔵相会議から勉強する。
レーガン政権の双子の赤字→19855カ国蔵相会議でドル安誘導→円高でも日本経済は強く、国力過信に繋がる。
アメリカの公定歩合引き下げ→87年に金利差維持のため日本も2.5%の低金利→株や地価の暴騰(低金利なので借金しやすい)→バブル崩壊で一千兆円の借金が残る
p57 失敗を早めにリセットする。マーケット感覚を捨てない。分割投資する。
p68 派手に目立って仕掛けるなどというのは下の下の投資。周囲に流されずただひとり別の道をいく、その勇気を持たなければとても成功はおぼつかない。
p69 上司や教科書や時代に従順なだけの人間には投資家は務まらない。
p103 金融工学入門書 株価は究極のランダムウォークで、過去の動きからつぎの値を予測することが不可能な純粋に気まぐれな数列
- 感想投稿日 : 2016年2月13日
- 読了日 : 2016年2月5日
- 本棚登録日 : 2016年2月5日
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