自分の祖母を思い出した。
家や学校にちょっと疲れた時、簡単に日常から離脱できる場所、それが祖母の家。
たっぷりした朝食。
庭に椅子を並べて、背もたれに渡すように布団を干した景色。
梅をザルに並べて土用干し。
どれも慌ただしい自分の毎日とは全く違う。
懐が広く、ちょっと辛辣で、一人の生活を楽しんでいた祖母。
この話の主人公のまいにも、心を預けられるおばあちゃんがいて良かった。
私も自分の生活を愛せるおばあちゃんになれるだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
913日本の小説
- 感想投稿日 : 2020年6月17日
- 読了日 : 2017年11月25日
- 本棚登録日 : 2017年11月25日
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