散り椿 (角川文庫)

4.12
  • (50)
  • (73)
  • (25)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 463
レビュー : 64
著者 :
root3さん  未設定  読み終わった 

新兵衛、格好良すぎ!~徳川家康の故障を務めた先祖を持ち今は和紙生産で有名な扇野藩の殖産方である坂下藤吾は父が公金横領の疑いを掛けられ自害した家を盛り返そうと必死で、目標は側用人の榊原采女だ。死んだ父や許嫁・美鈴の父である篠原三右衛門の剣友であり、藤吾の母の姉・篠の夫であり今は浪人している瓜生新兵衛の剣友でもある。村廻りの帰りの峠道で、采女の養父・榊原平蔵の悪事を暴こうと藩を追放されたが、一時采女との縁談もあった妻・篠の遺言で、坂下の屋敷にあった椿を見に行き、采女を助けろ言われたからだった。和紙の金は田中屋という紙問屋を通して、藩主の庶兄奥平刑部から旗本へ養子に出た息子を通じ、老中などに賄賂として渡っている。奥平はあわよくば息子に藩主の座を引き寄せたいが、藩主は来年三月の世嗣国入りを機に、国家老・石田玄蕃を排し親政を始めたいらしい。藤吾は水路造りを計画し、郡方も乗り気なのだが、家老派は妨害してくるかと思うと、郡方への異動と蜻蛉組入りが命じられ、郡奉行・山路内膳を監視するように石田玄蕃に命じられる。山路は榊原同様、主君・世子派だ。困った立場に置かれ、村廻りの最中に狙撃され、頼りとする若手名主が殺害される。篠原は藤吾が蜻蛉組の編入されたのを知って、破談を申し渡しに来た。榊原平蔵を斬ったのは、坂下重乃助か、篠原三右衛門か、養子の采女か。藩主と世子が国入りした。病気がちな藩主は床に伏せ、世子は精力的に動く。殺された名主の家をお忍びで訪問すると聞いて、郡奉行は藤吾と新兵衛を討手が潜みそうな場所に急行させたが、狙撃された世子の影武者は蜻蛉組の組頭・篠原三右衛門で、弾が命中して絶命した。その頃、世子は城下での田中屋との談判に臨み、目的は果たしたものの、一服した茶に毒が仕込まれていた。藩主・世子側は謹慎が命じられ、蜻蛉組の解散が家老・石田から命じられる。家老は篠原の遺族の族滅を命じ、それを知った藤吾は美鈴を救うために走る。新兵衛は采女と椿の下で立ち合いに臨むが…~岡田准一が演じているのは新兵衛?采女?藤吾は誰がやるの?ってのは映画の話

レビュー投稿日
2018年9月20日
読了日
2018年9月20日
本棚登録日
2018年9月20日
1
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『散り椿 (角川文庫)』のレビューをもっとみる

『散り椿 (角川文庫)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする