日本の珍地名 (文春新書 697)

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  • 文藝春秋 (2009年8月20日発売)
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感想 : 7
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「平成の大合併とは何だったのか」というタイトルでは売れないという判断か~平成の市町村合併は妙な名前の市町を作り出した。或いは,もっと珍妙な名前で合併する寸前でご破算になった~ 近くでは長生市がご破算。九十九里浜市もダメで,太平洋市は不遜際りなく却下。ひらがなの市名は「いすみ市」。難読市名では匝瑳市があり,山武郡名を用いて,旧来の読み方で「さんむ」に落ち着いたが,合意案は上述の太平洋市だった。著者はJTBで旅案内を書いていた人。なぜフリーランスになったのだろう?ネタに困ることはなく,平成の合併は財政破綻を先延ばししただけの感じがする。国も大変なことになっているが,地方はもっと大変だ。道州制の行き着く先が見えない

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2009年12月1日
読了日 : 2009年12月1日
本棚登録日 : 2009年12月1日

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