大河ドラマってあまり見ないのだけれど、これだけはしっかり見た。あまり堅苦しいせいかな。
最近思い出して見たくなったのでDVDを借りてきた。
いいね、歌舞伎男がのし上がって行く感じが。
前田利家がこの男に尽くしたいとして信長のもとへ行き。そして、芳春院(まつ)と結ばれる。
まつの親の形見である笄を拾阿弥が盗み、侮辱されたとして、信長の面前で拾阿弥を切り殺す。利家には切腹を命ぜられる。
その後、まつが信長のもとへ出向いて、利家の許しを請い、また利家を叱る。そして、そのとき、利家はプライドよりも大切なもの。まつと子供がいることを悟る。
結果、まつの説得あってか、切腹は免除され、出仕停止処分となり、まつと子供と共に貧しい生活を送ることとなるが。まつがまた強い女性でへこたれない。
1巻では今川との桶狭間の戦いまでを通すが、そこまでではまだ利家は信長から許しを持っていない。
が、利家の父、前田利昌が亡くなった際には、利家に理由なく頼まれ、舞を送った。利家はそれを泣きながら見て、この信長に一生仕えようと思ったのだろうな。
この利家とまつでは、利家がとても情に厚い男、格好付け(歌舞伎もの)として描かれている。
それを演じる唐沢寿明、好きだな。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2012年9月9日
- 読了日 : 2012年9月8日
- 本棚登録日 : 2012年9月9日
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