初めての夫を戦火で失うも、一度は逃げ出した屋敷に戻り、男並みの逞しさで「家庭」を再建しようと奔走するクリスチナ。
現実に振り回され倒れこんでしまいそうなところへ、力強く守ってくれる男・ディックに自分の全てを委ねていく。
現代との家や家族の捉え方が大きく異なるのも興味深い。
怪物のような屋敷があり、人間はその周りをくるくる回るコマのよう。
クリスチナと一緒にくったくたになれます。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
物語
- 感想投稿日 : 2017年5月31日
- 読了日 : 2014年12月14日
- 本棚登録日 : 2014年12月14日
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