耳袋シリーズの第一冊目。後々は動じることもほとんどない渋く、また好々爺然っぽさが強く描かれる根岸の表情が動く箇所がいくつかあり、後では優しい顔立ちの美男として書かれていた坂巻はマイペースで色白でひょろりとした長身、清潔感が強い栗田はなんとなく坂巻に好感が持てずになにかと突っかかっていた。新鮮で、また、今後変わっていくだろうこの三人の描写が楽しみ。そうえいば五郎蔵も出ていて嬉しくなった。今回は「吉野監物」との対決が主。
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- 感想投稿日 : 2011年9月19日
- 読了日 : 2011年9月19日
- 本棚登録日 : 2011年9月19日
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