ベースはバトルゲームだということを認識しなくてはならない。
これはもう、このバーサスに関しては最低条件である。
ソフト内容的には、フリーバトル形式とストーリー形式が存在する。
これまでのテイルズシリーズキャラ(人気?)を集めて、本来なら存在しえない世界を作りだした上での共演。となるのだろうか?
ストーリー形式での最終目的は、常のようにラスボスを倒すのではなく、戦いの末に「大いなる実り」というアイテムをゲットすること。これが世界を困窮から救う為の最重要アイテムとなっている。
ところが、このアイテムを得る為にするのがボス戦なので、結局戦うことがメインとなっている。
このストーリー形式なのだが……。そもそものストーリーが、全て元になっているタイトル(たとえばTOSなど)の短編ストーリー的なもので、目新しさは殆どない。
ストーリー形式は、コンビキャラ数だけ用意されているが、テイルズ別タイトル同士のキャラが共演の形でコンビとなっているストーリー以外は、殆どが元タイトルのストーリーの方が十分に楽しめる形なので、あまり意味はなかったように思う。
よって私は理解した。
バーサスは、これまでのシステム上、秘奥義が用意されていなかったキャラに、新たに秘奥義が追加されたことを喜び、それを見る為のゲームなのだと!
最終的に、あまり面白くはなかったし、目新しいものに楽しみを見出すといった点も少なかった。
マイソロの方が、面白い。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ゲーム
- 感想投稿日 : 2010年7月7日
- 読了日 : 2010年7月7日
- 本棚登録日 : 2010年7月7日
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