新版 歌集 てのひらを燃やす (塔21世紀叢書 第 330篇)

著者 :
  • KADOKAWA (2018年6月30日発売)
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本棚登録 : 120
感想 : 9
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著者が、大学生として
京都で過ごした四年間の
歌が収められています。

私は、『カミーユ』より
こちらの方が好みです。


『浴槽を磨いて今日がおとといやきのうのなかへ沈みゆくころ』

『あとがきのように寂しいひつじ雲見上げてきみのそばにいる夏』

『立ち尽くす一生の他はなき樹々よその一本に似ているきみは』

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年1月30日
読了日 : 2023年1月30日
本棚登録日 : 2023年1月30日

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コメント 2件

workmaさんのコメント
2023/02/09

コルベットさん

短歌に詳しくないので、読んだことあるのは俵万智さんと穂村弘さんくらい。初めて知った歌人の大森静佳さん…いい短歌だなぁとおもいました。
表紙の装丁が いいですね!ジャケ買いしたくなります。

コルベットさんのコメント
2023/02/09

workmaさん、こんばんは。私も興味をもったのはつい最近で、まったく詳しくなくて。好みの歌を見つけると嬉しくなります。そして、ジャケ買いしたくなるお気持ち、すごくわかります!

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