「糖質」って何?「糖類」とどう違うの?以下備忘録─ ブドウ糖や果糖などこれ以上分解されない分子の単糖類と、砂糖やラクトースなどの二糖類を合わせて「糖類」。「糖質」は 「糖類」に加え、デンプンなどの多糖類と、アスパルテームなどの甘味料やキシリトールなどの糖アルコール類を含んだ総称。そして、「糖質」と「食物繊維」からなる栄養素が「炭水化物」。ご飯やパン、甘いものに多く含まれる糖質は、小腸で単糖類に分解されて吸収される。その後、血液にのって全身に運ばれエネルギー源として活用されるが、使われなかった糖はすい臓から分泌されたインスリンによってグリコーゲンに変えられ肝臓や筋肉に蓄えられる。ところが、肝臓や筋肉の貯蓄量には限界があり、余剰分は中性脂肪に変えられて脂肪細胞に蓄えられていく。脂肪細胞の貯蓄量には限界がないので、糖質をとりすぎる=脂肪細胞がどんどん大きくなる=太る、というわけ。ちなみに食べたものが脂肪に変わるまでに要する時間は48時間。糖質オフダイエットは効果的だけど我慢しすぎると反動でドカ食いの危険性も。そこで糖質の少ない食材を使ったおやつの出番。例えば大豆の糖質量は米や小麦の半分以下。ナッツ類や乳製品も低糖質。さらに消化吸収されない人工甘味料も上手に取り入れて。ダイエットの大敵と言われるバターや油等の脂肪分も実は強い味方。旨味をアップしてくれるので少ない量で満足感が得られる。─ おからで作るクッキーやケーキ、チョコレートブラウニー。生地に大豆粉を使ったクレープロールケーキ。パンの代わりに厚揚げを使ったクロックムッシュはチーズをたっぷり入れてボリューム満点。他にもタルト生地の代わりに油揚げを使ったエッグタルト。高野豆腐をカリッと焼いてアイシングしたラスク。車麩を油で揚げて甘味料をまぶしたリングドーナツなど、目からウロコのレシピが盛沢山。食べたいときは糖質の少ない食材を。ダイエットは終わりなき旅。気合いや根性では乗り切れない。リタイアしないために頑張りすぎないこと。お腹も心も賢く満足させて
- 感想投稿日 : 2022年12月17日
- 読了日 : 2022年12月17日
- 本棚登録日 : 2022年12月17日
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