なかなか、物語の世界に
入り込むことができなかった。
何度も最初から読み直していくうちに、
きーちゃんの内面に自分が取り込められていく。
人間の持っている「こころ」というのは、
なんだろう。
傍から見る幸せと不幸の差異はなんだろう。
障害者という言葉の害という文字が
よろしくないということで、
今は障がい者と書く。
訳知り善人面した人が
「害はがいだよ。」という、
そんなことで免罪符を貰えると思うのか。
ただ、読了後は『愛と幻想のファシズム』を
再読したくなった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2019年2月6日
- 読了日 : 2019年1月30日
- 本棚登録日 : 2019年2月6日
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