リズミカルで和やかな文体の中、人物達が次々不幸に見舞われていく。お君ちゃんは可愛くて「私はどないでもよろしおま」が口癖で流されがちなところがあるけど、そんな女性が酷い目に合うのがこう、作者の性癖の発露を見るようだ。辛かったよね?作者が。その辛さは豹一が歪むことで表現される。
物語開始早々に死んだ軽部と若くして病を得た息子の豹一。運命はループするのだろうか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年5月27日
- 読了日 : 2021年5月27日
- 本棚登録日 : 2021年5月27日
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