ほんわかする日常の中におどろおどろしい怖いものが顔を出すが、だいたいは千歳たちが解決してくれる安心感。その中で、一話目「魔所」や、三話目「白い虫」は、正体不明の怖さが残っているところが好み。特に「白い虫」はシリーズと独立して読める短編として存在感があった。今回は一作目よりもいろいろな登場人物たちにスポットがあたり、彼らのゆっくりとした日常を想像するのも楽しかった。キャラに愛着が出てきて続きがもっと読みたいです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2017年4月13日
- 読了日 : 2017年4月13日
- 本棚登録日 : 2016年12月17日
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