マッキンゼーなどの外資での仕事経験をもとにした、仕事が速い人の特徴を対比する形で記した一冊。
この手の仕事本は何冊も出版されていて、「空・雨・傘」のフレームワークなどは何度も見ていますし、スピード重視の仕事術も珍しいものではなくなりました。
対比での書き方と6章に大きく分類されていますので、自分の興味のある面を中心に読むほうが効率的です。たまたま今回は会議法の章が気になるところが多かったようです。
▼「会議を回すのがうまい人は場を見て、会議を回すのが下手な人は内容を見る」
▼会議を可視化しやすくするフレームワーク
①「Where」(問題のありか)「Why」(原因)「How」(対策)の3要素に分けて情報を整理する方法
②「空(客観的な事実)・雨(事実に基づいた解釈)・傘(事実と解釈を踏まえた解決策)」と呼ばれる思考法
▼基本的に、会議は放っておくと拡散する傾向があるので、収束に重点を置くのがポイント
▼可能であれば、毎回でなくてもかまわないので、最後の5分程度で会議全体の「振り返り」を行っておくとよい
▼プレゼンで大切なのは、相手の同意やリアクションを引き出すこと。具体的には、プレゼンの冒頭で仮説を「質問」という形で投げかけるようにする
<目次>
第1章 仕事環境・ツール
第2章 発想
第3章 企画書
第4章 会議
第5章 プレゼン
第6章 行動習慣
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2022年9月1日
- 読了日 : 2022年8月31日
- 本棚登録日 : 2022年8月28日
みんなの感想をみる