ヴィヨンの妻 (新潮文庫)

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本棚登録 : 4899
レビュー : 462
著者 :
しのざさん  未設定  読み終わった 

人間失格、斜陽と続き手に取った一冊。著者のデカダン的?、退廃的?でさらりとした綺麗な文章がどうも好き。本著はほとんど私小説のような雰囲気でだめ親父が描かれているが、どこか共感できるような、わかっているけど落ちぶれる様は何とも言えないなあと思った(女の人は嫌がるだろうけど)。著者と同じとは言わないけど、人間関係を我慢で成り立たせている部分があるので、「おもてには快楽をよそおい」たいけど、自分で首を絞めてしまう気持ちわからなくもない。父、ヴィヨンの妻、桜桃はグサッときた。

生きるということはたいへんな事だ。あちこちから鎖が絡まっていて、少しでも動くと、血が噴き出す。(桜桃より)

人間関係悩んでいるのかもしれない。笑

レビュー投稿日
2019年3月30日
読了日
2019年3月30日
本棚登録日
2019年3月30日
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