妖怪の宴 妖怪の匣

  • KADOKAWA (2015年12月24日発売)
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感想 : 9

この本どうも言葉の解説書(辞典)の様子です。
でもとっても変わった言葉が対象です。
その言葉とは「妖怪」「幽霊」そして「お化け」、「化物」を経て「化ける」まで、実に沢山の例を挙げて説明してあります。でも、ただただそれだけです。

まあいわゆる 妖怪百科事典言葉編!?ですな。

そして作者はこの作品のなかで「諒解」を多用します。 なんだそれわ。じつわそれは「了解」の事です。 そして両者は全く同じ意味です。 でわなぜ二つの漢字があるのでしょうか。
それは「諒」は「了」の旧字だからです。 なんとなく旧字を使った方が良い雰囲気の時ってあるぢゃないですか。

そうです本書はそういう言葉の単なる遊びなのでっすよ。(^o^)

作者わ大胆にも、無駄な本なので読んでも無駄です、という意味のことをあとがきに書いてます。そして、でも考えてみると「妖怪」そのものが無駄以外の何者でもない!とも書き添えています。無駄な読書も楽しいものです。m(_~_)m(すまぬw)。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2016年3月10日
読了日 : 2016年3月10日
本棚登録日 : 2016年2月18日

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