国境の南、太陽の西 (講談社文庫)

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本棚登録 : 9790
レビュー : 867
著者 :
ryunoさん 小説   読み終わった 

2017/4/12読了。
村上春樹の作品は読んだことがなかった。これまた癖のある作家だと思った。自身の心理描写に多くのページが割かれており、会話のテンポ、人同士の掛け合いというものは二の次という印象を受けた。これはこの作品だけがそうなのか、作品全体の傾向なのかは、他を読んだことがないので分からない。
話の流れとして、何か面白いことが起きるわけではない。小さい頃に好きだった相手と不倫してウダウダ言って元の生活に戻るという感じだ。
しかし、そんな単純な流れの中で、上記のような心理描写を事細かに行うことにより、人一人の思考の深淵を見ることができたような気がする。
そういう意味では過程を楽しむ作品、といえる。

レビュー投稿日
2017年4月12日
読了日
2017年4月12日
本棚登録日
2017年4月12日
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