2020/9/12読了。
ナチスによる強制収容所の体験について生々しく書かれている。
歴史の一つとして知っている程度だったので、こういう貴重な体験記を読めてよかった。
そしてさらに、その体験を俯瞰で見ながら心理学的な見地からも語っている。
極限状態に置かれた人間の行動が具体的な体験に伴って書かれており、大変勉強になった。
このような体験をしながらも生き延びられたことは本当に良かったと思う。
本旨とは外れるが、筆者は医者として働いておりその腕が買われて一般の収容者とは違う扱いを受けている描写があり、やはり手に職がある人は強いんだなと思った。余談失礼しました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ヴィクトール・E・フランクル
- 感想投稿日 : 2020年9月12日
- 読了日 : 2020年9月12日
- 本棚登録日 : 2020年9月12日
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