南国太平記 (上) (角川文庫)

  • KADOKAWA (2017年11月25日発売)
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感想 : 6
5

益満 P542~543
斉彬 P544~546

ページいっぱいに、一気に書かれていた。
セリフが熱い。気迫が伝わる。気持ちが溢れている。

「下」を読むのは今からだけど、多分、この数ページの二人の会話が、この本の主題な気がするくらい、意味深い会話でした。

理解してくれる人が一人でもいる。
そのことの確かさは勇気を与えてくれる。
ただ、それは時代がうねる瞬間は、悲哀も生む。

生きるというのは、とても簡単で、ただただ難しい、ですね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年5月4日
読了日 : 2020年5月4日
本棚登録日 : 2020年5月4日

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