決定版 古事記と日本の神々 日本の神話を完全図解で一挙に解読!!

  • 学研パブリッシング (2009年10月13日発売)
本で見る
3.50
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 32
感想 : 2
2

「歴代天皇・・・」に続いて学研シリーズ。

古事記、日本書紀を元に500円分の内容にまとめられた一冊。

■日本で生まれ育ったが知らなかったことの数々
・日本には沢山の神が存在する。
・それらは海、山、炎など自然に深く関係するものが多い。
・神と神が交わり神が生まれる。
・神の排泄物から神が生まれることもある。(かなりユニークな発想)
・日本の神々と天皇は深い関わりがある。

大昔の日本列島で暮らす人々が、
時には国に恵みをもたらし、
時には荒れ狂い人命を奪う自然の姿に
神を見たのはわかる気がする。
(日本人共通の意識なのでしょうか・・・)

天皇が仏教を用いて国の支配を試み、在来の神々とバトルになる様子は、手塚治虫の火の鳥で、仏教支配の波と地元民に愛されてきた山に住む(狼の姿をした)神と戦いになるシーンを思い出した。
※あの作品では日本の神々と妖怪がイコールだった気がするがどうだったか?読み返したい!!

年をとって、歴史が俄然面白くなってきた今日この頃。
古(いにしえ)の日本の歴史も色々読んで見たい欲求がかなり高まってきた。
きっかけになった学研さん、ありがとう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2010年4月2日
読了日 : 2010年4月1日
本棚登録日 : 2010年4月1日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする