初の貴志祐介作品。
ホラーに強い私でも、後半はかなり怖かった。
幽霊よりも、壊れてしまった人間が、この世で一番怖いのかも知れない。
保険金殺人は今だにあるけれど、殺人よりも残酷な描写がリアルに恐ろしい。
菰田(夫)が哀れで痛ましく、その姿が頭から離れない。
今日もどこかで犠牲者が出ているのだろうか…。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年4月12日
- 読了日 : 2013年4月12日
- 本棚登録日 : 2013年4月12日
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