通り一遍な専門書ではなく。
郷土に残る伝承や忘れられた墓碑などを集めた、郷土史のような本です。
文章も平易で読みやすく、調査の過程なども細かく書かれているので参考になります。
ただ「中央」の歴史や「本物の歴史」など、山口の歴史の立ち位置に思い入れが強いようで。
気持ちはわからなくもないですが、歴史「小説」と比較、否定でお話されているので、良い本なだけに少々勿体ない気がします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
幕末
- 感想投稿日 : 2011年11月9日
- 読了日 : 2011年11月9日
- 本棚登録日 : 2009年1月1日
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