ミスターどうでしょうである鈴井氏の著書と言うことで購入。エッセイ・小説・エッセイ+書下ろし小説という構成が新鮮だ。その中身はダークなミスターを見た感じ。エッセイ部分を読むと「人付き合いが苦手」とあり、場面場面で役割を演じる=人格を変えるという著者の姿を主人公に演じさせているのが良くわかる。そして、残念ながら主人公の女性・満里恵の独白での進行に男臭さを感じるのだ。ラストで横峰Dになかなか良い台詞を喋らせているが、藤村Dを思い浮かべ、その残像が消そうにも消せなかった(^^;
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説(邦国)
- 感想投稿日 : 2017年8月30日
- 読了日 : 2014年3月17日
- 本棚登録日 : 2017年8月30日
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