記紀に関する解説本は2冊目だが、地図による解説はありがたい。古代の為政者が編纂を命じた史書と言うのは、現政権に都合の良い解釈や虚構が含まれるという視点が必要だ。記紀で扱われる神々や天皇の話が一致しない部分があるのは、編集者が異なるとは言え不自然だが、本書ではその不自然さには言及していない。
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カテゴリ:
人文科学
- 感想投稿日 : 2015年2月23日
- 読了日 : 2015年1月7日
- 本棚登録日 : 2015年2月23日
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