『坊っちゃん』の時代 (第5部) (双葉文庫)

  • 双葉社 (2003年2月10日発売)
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本棚登録 : 133
感想 : 17
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最終巻は漱石で締め=「坊ちゃん」の時代だからね。岩波文庫『漱石日記』を読んだ記憶がよみがえる。しかし、こうして漫画という媒体で修善寺大患を見ると一層迫力が増す。大逆事件の被告は処刑されて死んでゆく。漱石も啄木も死にゆき、明治は終焉を迎えた。養老氏の解説は難しかったが、日本人の軽さと書かれていることに、維新から明治(富国強兵)、そして昭和の大戦と敗戦後の復興は、良くも悪くも日本人の「軽さ」に負うところが大きかったのではないかと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他 漫画
感想投稿日 : 2017年8月29日
読了日 : 2014年6月21日
本棚登録日 : 2017年8月29日

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