完全版 社会人大学人見知り学部 卒業見込 (角川文庫)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2015年12月25日発売)
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オードリーのメンバー、若林正恭のエッセイ。
若林正恭の本を読むのは、「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」「ナナメの夕暮れ」に続いて3冊目。調べたところ、出版されているのは、この3冊だけのようなので、全て読んだことになる。
テレビをあまり観る方ではないので、オードリーや若林正恭のことは、名前は知ってはいるけれども、という程度の知識しか持ち合わせていなかった。いずれの本もベストセラーになっているというのは知っていたが、正直、読む前は、芸人さんの書くものにしては面白い、という程度だろうと思っていた。
が、「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」を読んで、印象は変わった。生き辛さ、などがテーマなのだけれども、書かざるを得ないから書いている、という切実さと迫力を感じた。
その後、残りの2冊もすぐに求めて読んでみた。どれも、基本的には、自分探し的な内容の本なのであるが、奇妙な迫力を感じるところは共通。
また、どこかで何かを書いて欲しいな、と思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月11日
- 読了日 : 2021年1月11日
- 本棚登録日 : 2021年1月9日
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