
短編6個。重厚さに潰されそうになりながらも読んだが、作品によってはひょうきんな雰囲気もある。
『エイミー・フォスター』
「鈍い」と呼ばれている女がいた。自分から前に出るタイプでなく、家畜や自然の動物には心優しい印象だった。
遭難者と結婚する。その女は旦那を男性として扱えなかった。言葉の通じない生き物に対しては一方的に情愛を感じられるが、男が意見したり話かけると、暴行にあったかのように拒否反応を示す。旦那はいなくなり、また静かな生活が戻る。自分の子供が成長するつかの間の間だけ。
- レビュー投稿日
- 2019年2月28日
- 読了日
- 2019年2月28日
- 本棚登録日
- 2019年2月15日
『コンラッド短篇集 (岩波文庫)』のレビューへのコメント
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