実際にパリに存在する精神病棟を舞台の内容で、実在の人物も登場する。日本でいう時代劇的なスタイル?時代的には19世紀の話で、様々な理由からそこに女性が幽閉されてきた暗い過去がある。どこまで創作けわからんか、舞踏会、公開治療(見せ物的な)などもある。当然のようにあとがきでは作者に好意的だが、自分には、ちょっと調べ物してちょちょっと書いただけで、絶賛するのは?と思ったが、作者の母上が著名な歌手らしくて、いわゆるセレブ本だから話題になってるんかな?と思った。文章はうまいが、根底にある訴えるべき物の存在が見えない。
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- 感想投稿日 : 2021年11月28日
- 読了日 : 2021年11月28日
- 本棚登録日 : 2021年11月28日
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