縫い物、編み物、道具に関するエッセイ。
生活の中にある手仕事の話は、読んでいて気持ちがイイ。
あるものを無駄にしない気持ちや、
ちょっと必要があってほしいものを、
簡単な手仕事ひとつで間に合わせる。
そのとき、少しだけ手間をかけて、嬉しいものに仕上げていく。
自分の手が入ったものは、使うのが楽しい。
めんどくさいとお金で解決することとは対極にある、贅沢な楽しみだ。
この本の中には、もう目にすることのない技術もあって、
知らず消えていく、出来なくなっていくのは惜しいことだと思う。
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- 感想投稿日 : 2019年7月29日
- 本棚登録日 : 2019年7月29日
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