鏡の国のアリス (角川文庫)

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本棚登録 : 912
レビュー : 59
制作 : 河合 祥一郎 
サイトムさん 文学   読み終わった 

アリスの続篇、チェスの世界である。内容は延々ハチャメチャなのである。トゥドゥルディーとトゥドゥルダムには論理についての観点があり、ハンプティ・ダンプティのところには「言葉をしたがわせる」という命名の問題がでてくる。

ルイス・キャロルは「形式論理学」の著作もある論理学者であったそうだ。不思議の国では論理の「逆」がたくさんでてきたが、鏡の国ではもうすこし思索的な気がする。鏡の国なら「裏」を多用してもよさそうなものだが。

アリスがクイーンになるところは、大人になってしまった少女への愛惜があり、キャロル自身は発明家のナイトとしてでてくるそうである。本の背表紙にタイトルを書くとか、折りたたみ式の地図をつくったのはキャロル(ドッドソン)なのだそう。

訳文はとてもいい。

レビュー投稿日
2017年8月9日
読了日
2017年8月9日
本棚登録日
2017年8月9日
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