読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)

3.66
  • (58)
  • (167)
  • (132)
  • (21)
  • (5)
本棚登録 : 2167
レビュー : 222
著者 :
sakalog2さん  未設定  読み終わった 

この類の話しは、テレビやインターネットなどのメディアが悪として槍玉に挙げられがちですが、斎藤先生は一方的にそれを批判するのではなく、タイトル通り読書をした人だけが得られる多くのモノを分かりやすく解説されています。結局は自分次第、能動的か受動的か、ではないでしょうか。

読書は文字という限られた情報を頼りに、物語の情景を頭に浮かべたり、登場人物の感情の機微を読み取るなど、高度で知的な作業が要求されます。

それに対してメディアは、視聴者がアタマを働かせなくても、映像、音声、正解が与えられます。読書のように、足りない部分を過去の経験や文脈の前後から推測して補完するなどの作業は一切要らないのです。

興味のある一冊を読み(経験)、そこで感じたことをまとめ(感想)、自立した考えを持つ(意見)。この能動的なプロセスを確実に実践出来るのであれば、きっかけが書籍でも、メディアでも、どちらでもいいのではないか、というのが私の意見です。

レビュー投稿日
2019年1月31日
読了日
2019年1月31日
本棚登録日
2019年1月31日
5
ツイートする
このエントリーをはてなブックマークに追加

『読書する人だけがたどり着ける場所 (SB...』のレビューをもっとみる

『読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)』のレビューへのコメント

まだコメントはありません。

コメントをする場合は、ログインしてください。

いいね!してくれた人

ツイートする