十三番目の人格(ペルソナ)―ISOLA (角川ホラー文庫)

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本棚登録 : 3492
レビュー : 330
著者 :
足長ペンギンさん  未設定  読み終わった 

貴志祐介さんの作品は新世界より、悪の教典を他に読みました。どちらも心理学をテーマのひとつにあげてますよね。あり得ない超常現象とどこか現実的な要素を織り混ぜることでこれ程面白くなるのかというのがSFの面白いところ。本作品もエンパシー(思考を読み取る)能力を持った主人公と多重人格の少女との物語。最初は多数の人格と対談していき、人格の統合を目指すというものでした。が、途中でびっくりホラーが入ってくる!突如現れた13番目の人格!その正体と存在意義を探っていくうちに明らかになる真実!エンパシーというSF要素が入ってるため「こんなのあり得ない」や「現実ばなれしすぎ」といった野暮なことを考えることなくすらすら読むことができました。あくまで個人的な意見ですが、物語全体の評価だと悪の教典や新世界よりには及ばないですが、最後の数ページにはそれらを凌駕してるといっても過言ではないほどの衝撃を受けました。まだ事件は終わってはいない、という印象を受けつつもこの物語はここで終わりなのだと素直に感じさせてくれるところが貴志祐介さんのすごいところなのでしょうか?
SF好きなら読んでみる価値ありだと思いますよ。

レビュー投稿日
2013年6月19日
読了日
2013年6月19日
本棚登録日
2013年6月19日
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