大学生活を始める時に読もうと思って、売らずにいた良書をレビューしてみる。
本書はビジネスマンを対象にした書物であるが、学生でも充分に活用できる。
そもそも基本的に大学生と社会人に求められる文章能力に差はないと思われる。現状は、大学生のレベルが著しく下がっているにすぎない。
そういった大学生に有益になるのが2章と3章である。
2章は文章、3章はレポート・小論文における基本技法が書かれている。
基本といっても基準は高い。これさえ守れれば、あとは語彙とセンスによるのではないだろうか。
手直しを加える前と、後の文書を見比べることができる仕様になっているので、非常にわかりやすいし実用的である。
本書が大学生活を送るうえでかかせないものになる、ような態度で授業に臨みたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
本50冊プロジェクト
- 感想投稿日 : 2009年8月24日
- 読了日 : 2009年8月24日
- 本棚登録日 : 2009年8月24日
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