月は幽咽のデバイス (講談社文庫)

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本棚登録 : 3233
レビュー : 250
著者 :
sakiさん 2009 book   未設定

「月の光は、どこの里もまんべんなく照らす。でも、空を見上げて、それを眺める人だけが、月を知る。月は、その人たちの心の中に住む。」
「このように、人がなした行為でさえ、無意識、無意図のものが存在する。人は常に理由を持って行動するのではない。それにもかかわらず、常に理由を探そうとする。」
「意図がないものほど恐ろしいものはない。意識のないものからは、逃れられない。雷や大波に対しても、だから、何らかの意志が存在すると強引に解釈して、ひとまずは細やかな安心に縋りついた。」

レビュー投稿日
2017年3月3日
本棚登録日
2015年11月8日
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