跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること (角川文庫)

  • KADOKAWA (2018年6月15日発売)
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書き残しておきたかったところ
・質問がうまくできなかった人も、普段の会話で困ることなどないでしょう。同じように、自分の気持たをきちんとつたえられないからといって、話せない障害者が、心の中に言葉を持っていないと、簡単に判断してはいけないと考えています。

・養護学校では、発達検査や見かけの言動で僕の知能を判断されたため、自分が望むような勉強はできませんでした。(p132)

僕は知的障害があると診断されたのにもかかわらず、みんなと同じような教育を受けることができました。
それが僕にとって幸運だったと思います。
人生にとって重要な学びはふたつあるのではないでしょうか。ひとつ目は、勉強をして、考える力を身につけること。ふたつ目は、自分の幸せに気づくことです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2024年3月17日
読了日 : 2024年3月19日
本棚登録日 : 2024年2月12日

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