ヴァンゴッホカフェでは魔法が起こる。むかし劇場だった建物のかたすみにあるからかもしれない。劇場には魔法が溢れているものだ。
ヴァンゴッホカフェでは「おかえり、ここはきみの家」という歌が流れていて、入ってくる人のよさを引き出す。お客は、親切で、つつしみ深く、ユーモアのある人となりになる。
この本は、こんなブァンゴッホカフェと、この店を訪れる人たちや動物の物語である。彼らに、ちょっとした奇跡が起こる不思議にワクワクするし、心にほんのり灯りがともる。店主のマークや娘のクララ、それにお客さんから、人間のもつ温かみが感じられる。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
高_物語
- 感想投稿日 : 2024年8月23日
- 読了日 : 2024年8月23日
- 本棚登録日 : 2024年8月23日
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