2015.9.26市立図書館
はじめの3分の1は、瀕死の床の月影千草が走馬灯のように来し方を回想(めぐる因果の恐ろしさ)、なんとか生きながらえほっと一息。一角獣や月影の仲間たちも交えての紅天女の役作り稽古、役の感覚のつかみかた(解釈・分析か憑依か)と表現力をめぐる亜弓とマヤそれぞれの嫉妬と葛藤、そして梅の谷でのふたりの紅天女稽古の成果おひろめから月影による最後の「ほんものの紅天女」へ。
紅天女という芝居を通して自然観、生命観を追求しつつ、月並みながら愛憎渦巻く展開。
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- 感想投稿日 : 2015年9月26日
- 読了日 : 2015年9月26日
- 本棚登録日 : 2015年9月26日
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