特集は「守れているかな 子どもの権利」
コドモエのほうでも付録絵本がこのテーマだったし、いよいよ一般(といってもこういう雑誌を手に取るのは意識高めで気持ちに余裕がある人だろうからほんとうに届いてほしいところまではまだ遠いのだろうけど)に広まってきたなと感じる。
わがやはもう末っ子も高校生なので、子どもと自分は別の人間ということも、こどもの意見の尊重も「そりゃそうだよね」と思えるけれど、口がまわらない年頃の子とも同じ感覚で接するというのは簡単ではなく、はじめは大人の「よかれ」頼みになってしまうものだろうとは思う。そこから18年かけてどのように子どもを対等の存在に引き上げていくかはそれこそ十人十色だろうけど、大人には権力があって支配しがちだという自覚が大事だというのはその通りだと思った。
山脇百合子さんの追悼で中川李枝子さんの談話、中川さんご自身もちょっと小さくなられたような・・・保育の世界が大変なとき、いつまでもお元気で見守り励ましてくださることを祈るばかり。
連載、森田真生さんの「かずをはぐくむ」支え合う喜びの話は身につまされながら読んだ。
関根美有さんの「答えがほしいわけじゃないの」は55回で最終回、他にもいくつかの連載が終了でさみしくなる。
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10年経った雑誌IDの使い回しにつき、登録済みのものをいったん削除して再登録した。
前の登録情報は以下の通り。
「母の友」(2013年3月号)
2013年2月2日登録 2月8日読了
連載「今月の園景色(24回)」「季節の野菜(36回)」「宙のうた」「ないものがある世界(22回)」「草花はともだち!(22回)」「ことも医者の健康メモ(110回)」など今号をもって終了するもの多数。
- 感想投稿日 : 2023年2月3日
- 読了日 : 2023年2月6日
- 本棚登録日 : 2023年2月3日
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