敏腕プロデューサー・碓氷誠が辻井珠姫のデビュー曲として作った「アルーマ」。この世に存在しない言語で意味不明なのだが、一度聴くと忘れられない奇妙な歌だった。その歌を皮切りに珠姫はスターダムへと上りつめるはずだった。だが、「アルーマ」を聞いた少女らの間で焼死した土岐綾乃の幽霊が見えるという噂が流れ始めた。
物凄く読みやすい小説ではあります。ホラー調が程よくて、さくさくと読めるのだが結末まで読むと「むーん…」と消化不良になる。ホラー作品なので、ある程度の消化不良は諦めれるのだが、それを差っぴいたとしてもすっきりしない部分を感じる。それが小骨のように刺さって妙に座り心地が良くない。作品全体を見れば、まるく納まってるとは思うんですけど……。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2005年
- 感想投稿日 : 2005年3月28日
- 読了日 : 2005年3月28日
- 本棚登録日 : 2005年3月28日
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