天は人の上に人を造らずという言葉があり、日本は平和でみんな平等だっていう顔をして暮らしてるけど、やっぱり平等なんてことはなく、政治的な私の全然知らないような世界からしたら私のような存在は格下の人間であって、人の上に人がいるんだなぁって思ったのが一番に思った感想。遠くない将来こうゆうシステムがほんとにできるんじゃないかって思えるからこわい。
内容的にはDNAとか数学とか多重人格とか東野さんが好きそうなネタがたくさん使われてていかにも東野作品って感じ。「モーグル?スキーのか?」ってせりふ。モーグルって言われて普通すぐにスキーのモーグルってでてこない気がする。。。このへんとか東野さんらしいなって感じた。
オチ的には弱い気がしたけど、もともと映像化を見据えて書かれてるようなので映画としての内容ならなんだか納得。☆6つ
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年6月16日
- 読了日 : 2012年6月11日
- 本棚登録日 : 2012年6月11日
みんなの感想をみる