『従順という呪いをかけられながら、明るさとユーモアを失わず、自分の意思を押し通そうとするエラは、おとぎばなしのお姫さまというより、“自分らしくあること”がますますむずかしくなっている今の時代のヒロインだと思います。』本当にその通り!訳者あとがきに共感しました。承認欲求が強い人ほど、誰かの“いい子”であるために、自分で自分に従順の呪いをかけて縛りつけているような気がします。自分らしさを貫くことで周囲と折り合いが悪くなることもあるかもしれません。そんな時はエラを思い出そう。凹んだ気持ちが元気になる。そんな勇気をもらえる一冊です。
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- 感想投稿日 : 2021年11月13日
- 読了日 : 2021年11月13日
- 本棚登録日 : 2021年10月22日
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