山との関わり方は様々だろうが、“アルパインクライミング”はそれ自体で完結する行為だというわけか。僕が求める山での経験とは異なるものかもしれない。

楽古山荘に置いてあった。山を観照する。巨視的には変化しない「山」を対象とするなかでいかに観照をフィルムに映すか、山岳写真論が興味深かった。「モチーフは一度かさもなければ千遍見よ」

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 山岳・探検
タグ

楽古山荘に置いてあった。今西といった世代の下で「天性のリーダー」にはなれなかった自分の登山人生と登山論が語られる。軟弱な僕に容赦なく突き刺さった。

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 山岳・探検
タグ

山は人を優しくしてくれる。かっこいいな。

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 山岳・探検

意識を自己の内面へ深く沈めていく人格と、周囲の自然に軽やかに置いていく人格、その程度が山に対する嗜好を決めるのだと思う。
「平凡といえるものが自然に在るとすれば、それは多分に、自分自身の中の、見抜く力が足りないせいからではあるまいか」
炳子として実在するはずの燦爛たる彩光。それを知覚できるように努力しよう。

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 山岳・探検

ソ連最後期の日本人によるアライトをはじめとした北千島登山。ただ文章が微妙でこの手の本としては全く引き込まれず。拾い読みして終わり。

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 山岳・探検
タグ

タイプ標本の由来を知る手がかりになるかもしれないと思ったが全くそんなことには役立たない。たぶん日々の記録をちまちまと残す人ではなかったのだろう。
「聖天」さんの「意気と稚気」に富んだ農学校での生活、寝食忘れて打ち込んだ学究と遊び、「人の世の暖かさ」をしみじみ感じるエピソードの数々が強烈なエゴとともに語られるのみ。
飼い慣らされた僕にはとても真似できない。「ビーアンビシャス」が虚しく響く。

読書状況 いま読んでる
カテゴリ エッセイ
タグ

COP10に合わせて日本の生物多様性を内外に解説するために出版されたのだろう。日本列島の生物誌だけでなく地誌や文化、環境行政も広く俯瞰できる。豊富な図版は眺めていて楽しい。
日本語と英語を併記しており、英語の勉強にも最適。受験期にこれを図書館で見つけて勉強した。

蝶狂いの高校時代に頂いた本。この本の情報を元に西丹沢に遠征したのが初めてのテントを担いだ大きい採集行だった。草原で採ったルリシジミのメスをゴマシジミだと信じて大切に三角紙にしまった緊張を今でも覚えている。
ちょっと良い蝶のいいラベルを求めて動き回ったものだが、神奈川とも縁が切れてそれっきりである。

最近の憂鬱。
仕事によってのみ人は評価される。相対主義が覆う現代社会で「無意味な」学問を天職として続けられるのか。

十勝連峰で停滞中にパラパラ読み始めた。

登山も記録の蓄積とその解釈「歴史」がとても重要なのだ。パイオニアワークには過去の記録の綿密な調査が不可欠。わかってる、本を読め論文を読め。
登山史をまとめた類書は多いが「北海道の自殺山行三例」はここにしかなさそう。思想問題で山に消えてしまう人もいるのだ。そんなことをしてはいけない。

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 山岳・探検
タグ

当時の登山はどのようなものだったのだろうか。著者は「静観的」登山を標榜するだけに余裕というか観察者の目というか、そういうものを文章から感じる。
昆虫の染色体研究を専門としただけに歩いた先々で虫や植物をとっている。標本はどこかに眠っているのだろうか。
大正の帝大生と量産型大学生の僕ら、同じ「北大」であっても落差はあまりにも大きい。彼らの隅々まで神経の通った日々とそれを表現する能力、どうして僕にはないのだろう。

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 山岳・探検

「地球惑星科学」として大学で講義を取ったが対象が大きすぎてよくわからなかった。この本は古典的な地質学とそこから発展した地球惑星科学の学問的系譜をわかりやすく説明してくれた。
プレートテクトニクスが日本で受け入れられるまでの研究室の様子はとっても面白い。80年代は「垂直と水平」「種と個体」、熱い時代だったんだなぁ。

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 地学

なぜ北海道にはヒョウモンモドキ類をはじめとした本州中央高地に分布する蝶がいないことが多いのか。宗谷海峡から樺太を眺めたときは一層強く思ったものだ。
大らかな時代、自由にサハリンで採集を行った著者らが羨ましい。でもちゃんとまとめてくれたから許す。採集成果をまとめるのは大変だ。

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 生物学

なぜそれが研究対象になったかなどわからない。考えても意味がない。やってみるだけ。
高校・大学・大学院の先輩。勝手に親近感を抱いてしまう。ずっと淡々と続けて何か見つけられたら。

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 生物学

猛烈に人間臭い学者・伊藤嘉昭に親近感を覚える。
ルイセンコ主義・弁証法・共産主義・種社会・社会生物学・ネオダーウィニズム....人間が自分たちをどう考え生物をどう解釈するか、結局社会に縛られた人間たちの営みだ。
鈴木邦雄の系統学徒と伊藤との関係の記述は自分の勉強内容と近いこともあって興味深かった。

読書状況 いま読んでる
カテゴリ 生物学
タグ

北海道の山中がこんなに歩かれていることに衝撃を受けた。昆虫採集では林道や夏道沿いでの採集がほとんど。歩いていない場所はこんなにある。山岳部で開けた世界。眺めているだけで楽しい。

ツイートする