○あらすじ
幽霊が見えるせいで、
物心ついた頃からずっと彼らの頼みを聞き、
死者が次の世界へ行けるように助けて来たSuze。
今回彼女の元に現れたのは、一人の女性の幽霊。
彼女は泣きながらSuzeにこう告げます。
「『あなたは私を殺していない。だから自分を責めないで』。
そうRedに伝えて…」
(あらすじは参考程度でお願いします。)
☆感想☆
The Mediatorシリーズ、第二巻です。
もう少し早く読み終わる予定が、読了までに一週間もかかってしまいました;
夜中に突然現れた女性の幽霊に伝言を頼まれたSuzeでしたが、
彼女は一体、誰なのか?その上、相手の“Red”の見当さえつかず、
まず、そこから調査を開始することに…。
その過程で彼女は、この依頼がものすごく大きな事件に
繋がっていることを知ります。
それも、カリフォルニア、Carmel地域で二番目にハンサムで、
彼女がクラスメートのプールパーティーで出会った、
Tadのお父さんに関わりがあると知り、彼と直接コンタクトを取ろうと、
いつもの強引な手段で、突き進んでいきます(爆
最初の方、今回の依頼人が現れるぐらいまでは、
ほとんど前回のあらすじやら、これまでの彼女の生活ぶりについて、
Suzeが心の中で語る形(それもFather Domのお説教中に;)なので、
ちょっと読んでいてタルんだ感じもしましたが、
“Red”の正体が見えてくるにつれて、ストーリーも盛り上がってきました♪
ただ、今回のSuze…ちょっと行き過ぎな気が…
いつもやりすぎなんですけど(爆)、
それにしても、今回は限度を超えてしまった気がしました
もう少し慎重に行動しても良いんじゃないかと;
幽霊に対しては強気な彼女も、格好良い男の子を目の前にすると、
何て言うか…経験が無いのが分かります(爆
頭の妄想やら、すごく危険な状況でも、
常に彼と一緒に行くプロムのことを考えていたり、
まだ彼氏でもないのに“my boyfriend”を連発してたりするところに
思わず噴き出してしまいましたw
Suzeのせいで、Carmelからどんどん格好良い男の子たちが去っていくのが
私的に心配です…(苦笑
英語的には…
後半のアクションシーンが、私には辛かったなぁっと;
また、映像はコマ送りでした(苦笑
- 感想投稿日 : 2011年7月20日
- 読了日 : 2011年7月11日
- 本棚登録日 : 2011年7月3日
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