The Perks of Being a Wallflower

著者 :
  • MTV Books (1999年2月1日発売)
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本棚登録 : 38
感想 : 9
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いわゆる"Coming-of-age tale"と言われる成長物語で、Catcher in the Ryeの現代版とも言われているらしい。
主人公のCharlieは、読書好きな地味で控えめで、でも心優しい男の子。高校生になったものの、友人の自殺が理由で鬱々とした日が続き、学校では親しい友達もできず、「親切なあの人」に手紙を書く毎日を送る。物語は、この、Charlieが「誰か」に宛てて書く手紙の形で進み、自分の居場所をどこにも見つけられなかったCharlieだが、少しずつ友達を増やし、いろんな出来事を経験し、懸命に成長していく様子が、チャーリーの言葉で素直に描かれている。Charlieの純粋さと優しさにキュンとしながらも、がんばれ、チャーリー!と、読者はチャーリーを応援するのだけれど、やっぱり人生って、難しい。あっと驚く展開がラストにあったりして、軽いようでいて実はいろいろと重い作品。
映画化もされて(エマ・ワトソンがSamっていうのはぴったりかも!)日本でも公開されるので、DVDになったら借りて観てみようかな。
英語は素直なチャーリーの素朴な言葉なので、全然難しくないし、登場人物も少なく、シンプルな構成で、空いた時間にちょっと読書するのに適した作品。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年10月20日
読了日 : 2013年10月19日
本棚登録日 : 2013年10月19日

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