連載開始から追ってた。本当に大好きだった。今でも大好きだ。人間の弱さと愚かさと強かさと狡賢さと愛しさと哀しさと。最後の「最後」である羅生門で繰り広げられる、人間達の話。何度でも読み返したくなる。……このタッグで話し作られたら外れであるはずがない。

読書状況 読み終わった
カテゴリ 一般向

※批評なし星評価段階:★★★★
少々期待外れだった、というのが正直な感想。帯がなかなか挑発的で、女性作家が描くエロ作品には榎本ナリコさん諸作品で期待を抱くようになっていたので、機会を得て読んでみたんですけど。主人公の年代にまでいっていないからか、どうも感情も独白も上滑りし空回っているようで、一個一個の台詞に重みが感じられなかった。右から左へ流れていく。行為すらも。もう少し核が欲しい。女の心と躰の揺れ動きを描くにしては、この中心がぶれ過ぎていると思う

読書状況 読み終わった
カテゴリ 少女受

女性作家がこんなエロティシズム溢れる作品を描けるなんて、正直信じられなかった。でも同時に、女性だからこそ、これは描けたのかもしれない…とも。丁度読んだのが高校生時。作中の子達と同年代。小指一本で普段人に見せないような部分を擽られ撫で上げられるような、露骨な性描写の反面、抑えられた心の欲情、そんなものを感じる。女性にも読んで欲しい佳作。

読書状況 読み終わった
カテゴリ 一般向

気軽に、肩の力抜いて読める作品。万人受けしそう。――だけど。私今の進捗具合を雑誌で読んでいるからかな、どうも最初の「男受けを見抜く」だの「モテコーチ」だのが、結局は使い捨て設定だったのかなんて思えてしまうのだ。絵も可愛いし画面の埋め具合も上手い人なのだけど、設定は最後まで使って欲しいなぁなんて…欲張りすぎか。段々と唯のバカップル恋愛漫画になっちゃってる気がするけど、読んでいて苛々しない程度ではあるので、単純に少女漫画を楽しみたい人にはオススメできる。+αを求める人には物足りなさがあるやもだけど(自分後者なんで)

読書状況 読み終わった
カテゴリ 少女向

「蛍火の杜へ」緑川さんにしか描けなかったと言い切っても過言ではないでしょう。子供から少女へ成長していく蛍、ずっと同じ姿のままのギン。さり気ない瞬間に思い起こされるギンの姿、さり気ない台詞に込められた淡い恋情。独特の色素の薄さが、夏の夜の中で鮮やかに色を持ち描き出される時の、二人のあの姿。これ以上ない完成度で読ませてくれた緑川さんに感謝。でも秋の話は好きじゃない…うーん/

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 少女向

拒食症の天使達。この人の話は、多分美しさを堪能すべきなのだろう。絵の美しさ、言葉の美しさ、場面の美しさ、設定の美しさ。何ものからも屹立している毅然とした作品。今まで読んだ中では比較的軽い感じがしたものの、それでも楠本作品のモノクロオムの硬質な世界は顕在している。何て美しい

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 少女向

絵だけの漫画は資源の無駄だ。楠本まきの作品はまず絵だ。これだけなら紙屑だけど、でもそうじゃない。叙情派詩人の言葉のような独白、耽美的な設定、それらを紙の上で自由に躍らせる画面構成力。怖いくらいに計算され尽くされている、完璧という言葉を冠したくなる作品。いっそ芸術的ですらある。綺麗に贅肉削ぎ落とされた――いや、これは骨、それだけの話だ。骨の美しい作品だ。OWRE%3

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 少女向

小学生の頃にね、読んだんだ。生物兵器、とか、遺伝子操作、とか。人間のエゴ丸出しで衝撃で。主人公が犬、だと思ったから、その犬の視点で考えて、唯ひたすらに駆ける二匹の犬――ブランカの子――の姿に、あぁ人ってバカだと思った。二匹、兄弟の邂逅が待ち遠しくて仕方がなかった。……最終話まで読めなかったので、今度探してみようと思う。

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 一般向

連載当初からずっと読んでます。はるかがメイクしてもらって初めて人前(っていうか事務所の人の前?)に出るまでの、その一連の流れに、柄にもなく「化粧って凄い…!!」と思った。唯メイクされている、そういう場面なのにぞくりときた。何だろう、一種のカタルシス? 地味な人間が華やかに転じてみせる、その瞬間。一々見せ場の上手い作品なんだ。機転の利きすぎるはるかに「何でそんなに役になりきれちゃうの」と違和感を覚えなくもないけど、それ以上に最初は嫌々ながらも次第に芸能界での仕事に目覚めていく姿が気持ち良くて。頑張れはるか

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 一般向

何だろう、脱力して読める漫画。地味に癖になる、するめ漫画。小ネタが女性らしい可愛らしさに溢れている、ほのぼのとした対象年齢:小学生からお年寄りまで(揺り篭から墓場まで~)の作品です。お父さん…あんた勘違いと先走りにも程があるよ…でもそこがお父さんの魅力…。確かに健一は「レジェンド」です。――って、え、これ実話なの!!? こんな会社どうなの!!?

次第に作者の自己投影の度合いが強くなって単なる自己満足漫画っぽくなってしまったのが心底残念。

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 一般受

私は才能を持った人間が主人公な漫画はノーサンキュー!という僻み根性大爆発な人間です。話の魅力がそれを活かし、かつ上回っていない限り読みません。キャラより話です。ノーモア萌えです。
――と、ここまで前置きして、そしてこの評価。この時点でこの作品にはまっているのが判ります。カイのピアノ、聞いてみたい。ピアノ演奏の上手下手なんかさっぱりだけど、カイが弾くなら、聞いてみたい。そう思えてしまう。花田少年史の絵のイメージが強かったから、この絵でピアノ!?と驚いたけれど、カイがあんまり楽しそうに気持ち良さそうにピアノ弾くから。表情豊かに人を描ける、それはこんなにも作品に広がりを与えるんだね

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 一般向

150センチ(自己申告)の3Pシューター・車谷空。彼の翼は、でもそれだけじゃない。真直ぐで折れない心と視線。真直ぐな描き方をする人だと思う。話の核が、真直ぐだ。幾ら思いが強くたってどうにもならない事の方が多い、でも、そこで諦めたらどうしようもない。あれ安西先生? 勝ちたいのに勝てない。でも勝ちたいからバスケを続ける。そのひたむきさに憧れる。高校生男子が本屋で必死に「あひるない? あひる」と友人に言っていたので気になって読んでみてはまった作品。有難う名も知らぬ高校生男子@御茶ノ水!!

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 少年向

意外に思われるかもですが。私これ大好きなんです。だってつくしのパワーに元気貰えるから。大体主人公がピンチの場面って、被害受ける前に相手役の男なんかが助けが入る(そしてこの時点で私は萎える。某花君とかな!!)。これ、つくしが学園の奴らと対マンしてたり、校庭曳き回されたり。え、普通こうなる前に助けが入るんじゃないですか? 何この強い女!? 惚れるよ、道明寺じゃなくても惚れるよ。中盤話の核がぶれたのは否めないけれど(そして多くのご都合主義展開もあったけど)、つくしっていう主人公の性格が一本気でぶれなかった。彼女の姿自身・生き方がこの漫画の核だった、そう思える。もう少し手軽になったら身近に置きたいな

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 少女向

熱い。熱いよこれ。何が熱いって、作者さんが画用紙にボールペンで初持ち込みした時点で熱過ぎる。熱血スポ根自転車漫画(凄い売り文句だな)。レース中なんかだと、兎に角連載中は展開がじりじり進行でもどかしいのだけれど、単行本だと息つく暇もないくらいに夢中になって読んでしまう。どうすればこの熱い思いを紙面にぶつけられるのか? こんなに「表現」というものに挑んでいる作家の存在は稀有だ。たとえば、今のWJじゃこの作品の連載は到底無理だっただろう。綺麗な作品よりも情熱の篭った作品。それがここにある。
――スラムダンクの影響が所々に見受けられるのが難点かな。ただ、これを差し引いても今後の期待も大。

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 少年向

少女漫画-3。やおい。侘助状態。
BL読んでて気色悪いなんて思ったのは初めてだ…。やってる場面(セックスとは言いたくない本音)が特に。綾瀬の表情もうわぁ、何だこれ…と渇いた笑いが出てきてしまうよ。うん、ある意味笑えるな。徹頭徹尾少女漫画なので、これ綾瀬が男だって思わなければ少女漫画誌掲載でもいいんじゃないか。っていうか本当綾瀬が「男」である意味が解らないので(絵的にも設定的にも…いくら美少年でも、その裸見て咽喉鳴らす人間ばかりなのはどうよ。BL永遠の課題ですかこれ)、心の目で「ないもの」をあるように、「あるもの」をないようにと努力すれば大丈夫、いけるよ

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 女性向

心の闇って表現が凄く嫌いだ。そんなもんあって当たり前なんだ。改めて取り上げるようなモンじゃない。でも。この作品に関しては、その言葉を用いる人がいても何も言えない。闇、深淵、底無し、二男の話辺りになってくると、堪らなくなる。闇の中緑深い森に迷い込んだらこんな気分かな。怖くて仕方がない。何もかもが全て戻らない戻れない。確信がある。……年に一冊か……!!(冗談抜きで十年計画だからなこれ)

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 一般向

「放課後保健室」より前に知っていたものの、読んだのは後。正直「放課後」が肩透かし作品だったので、これも530円溝に捨てる覚悟で買った。そんな覚悟なら買うなよ、って感じだけど。指が取ってしまったんだからしょうがない。能動的に自然に手にとってしまっていた。…指は間違ってなかった。530円溝に投げ捨てようとしたら五千円分になって跳ね返ってきた感じだ。私には今ヶ瀬の、余裕なようでいて、その実一歩下がれば断崖絶壁な状況での心の保ち方の方が肉薄して感じられた。恭一の優柔不断さにもリアリティがあって、身につまされる。二人の心の近付いたり離れたりの距離間、その揺れ動きが、人間の醜さ汚さ狡さ弱さだとかが都合よく誤魔化される事のない上で、非常に丁寧に描写されている。このページ数だからこそ、この高濃度の話は保たれた。…「放課後」もこんな感じで無駄に薄めないで凝縮されていれば、きっと私好きになれた。

読書状況 読み終わった
カテゴリ 女性向

全体がとある高校を舞台にしている、これは連作、なのかな。「花の跡」は新聞紙上にて「文学を超えた文学的表現」なんて絶賛されていた記憶があるのですけど、確かに緑川作品の中でもイメージ(実際に眼に見えるもの、というより「眼に見えないもの」のイメージ)の表現が半端なく巧い。花が零れ溢れて満ちていく、あんな表現初めて見た。屋根裏の場面なんて総毛だった。凄い作家さんになっていたよ。表現力をトーンで誤魔化している作家が多い中(特に少女漫画界)、本物の表現力を持っている作家さんがいる事に救われる

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 少女向

この頃から既に表現力を存分に発揮していたんだ……と思わず感歎。新人にしてこの表現力。台詞の巧さ、コマ割の妙。全てが作品を更に更に高めているのが見て取れる。絵の方はぎこちなかったりするけど、絵なんて幾らでも巧くなる(現に段々慣れてきて変な硬さも抜けてきているしね)。印象深い場面が多過ぎて困る……

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 少女向

SF漫画は?といわれたらこれを挙げる。古代風異世界ファンタジーと思っていたら、段々明かされる真実によってそれが勘違いだと解らされる。壮大にして緻密な世界観、先が読めない話、鳴らされる警鐘は誰の頭上で響いているのか? 完結が待ち遠しい。

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 一般向

この表情。眼を奪われる。見つめられているようで、その実私なんかじゃなくもっと奥、向こう側を見つめる眼。表紙で捕らわれて、内容もよかったら文句のつけようもない。少女が性に触れる瞬間、とか。エロいという下半身的なんものじゃなくて、何だろうな、胸の内側をカリっと引っ掻かれるような幼く淡い色情。さらりとしているけど、残るものがある

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 一般向

異才・加藤伸吉。全力で疾走し迷走し続ける若者達。青春全力まっしぐら、それが何で悪い事か!! このセンスが好き

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 一般向

批評なし星評価段階:★。少女漫画-3-α。やおい。侘助状態
あぁ、何だかこの人なりふり構わなくなってきたわ…と思わずにはいられなかった。パロディ入れてきたか…。南無。ただ(これ重要だけど)読んだ時に余りの下らなさに萎えつつ呆れながらも、今までの作品のような壁に投げつけたくなる不快感はなかった。趣味が露骨に表れているからか。読者を完全に無視して(媚びもしない見下しもしない…バカにしてるとは思ったけど)ここまで開き直られると、やんちゃする婆ちゃんを生温かい眼で見守る感じだ。でも…こんだけ長く漫画描いててこのデッサン力はないだろオイ。それと似たような設定の作品は白●社にもあるわな

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 少女受

この人の本分はゴシック調な作品世界で発揮されるのかな。残酷で美しい童話を読んでいるよう。一度はまると癖になる

2013年6月14日

読書状況 読み終わった [2013年6月14日]
カテゴリ 少女向
ツイートする