地域社会圏モデル ――国家と個人のあいだを構想せよ (建築のちから)

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制作 : 大西 正紀+田中 元子/mosaki  長島 明夫 
saltuscafeさん  未設定  読み終わった 

日本の都市、地域社会を構成する暗黙の原単位となっている「一住宅=一家族」というモデルを見直すことで、地域社会、都市インフラ、コミュニティのあり方を考え直す試み。

1つのモデルとして、400人の住人からなる「地域社会圏」を仮想的に設定し、都心、郊外、地方と異なる条件においてそれに対するインフラ、建築、運営システムの構想を若手建築家が提案している。

都心(新宿区西新宿5丁目、世田谷区砧8丁目):長谷川豪
郊外(横浜市泉区 ゆめが丘駅周辺):藤村龍至
地方(広島県三次市):中村拓志

それぞれの提案に対して、建築家以外を含めた視点から批評した鼎談が興味深かった。

おそらく建築や技術(長谷川氏が提案に盛り込んだプラズマによるゴミ処理等)だけで解けるテーマではない。ただ、制度論や経済論を緻密に積み上げるだけでも突破できるとは思えない。

建築家から具体的、可視的で突き抜けた提案があることは、議論の枠を拡げる効果があると感じた。

レビュー投稿日
2012年4月30日
読了日
2012年4月30日
本棚登録日
2012年4月29日
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